清瀬市・東久留米市・所沢市・坐骨神経痛
坐骨神経痛を引き起こす原因
症候性坐骨神経痛(しょうこうせいざこつしんけいつう・多くは軽度)
「MRIを使ってもよく分からない。神経が圧迫されている証拠がない。何が原因かわからないが坐骨神経痛が出ている…」。このように神経の圧迫が原因ではないため「よくわからない坐骨神経痛」です。それにあえて病名をつけたようなものが「症候性坐骨神経痛」です。原因がわからないので不安ですが、実は最も多いタイプと言えます。慢性腰痛でも「原因がよくわからない」腰痛が多いのです。
痛みが治まるまでは痛み止めを飲むなどし、その後はストレッチ、体幹トレーニング、定期的な運動を心がけましょう。詳しくは6章でお伝えします。
■梨状筋性坐骨神経痛(りじょうきんせいざこつしんけいつう・多くは軽度)
梨状筋が神経を圧迫することで起こる坐骨神経痛です。このタイプも多いです。お尻の筋肉が硬くなっていたり、うまく使えていないことが原因と考えられます。このような人もお尻の筋肉をほぐしたり、よく温めたり、ストレッチをしたり、筋肉を使えるような運動をし、動きをマスターするようにすると回復する可能性があります。
しかしごくまれに坐骨神経が梨状筋の中を通っているタイプの人がいます(下図4番)。このような方は問題が起きやすいです。3番の方も痛みを起こしやすい傾向があります。1番2番の方も坐骨神経痛の可能性がまったくないわけではありません。