清瀬市 「頭痛」の種類
「頭痛」の種類と原因・症状・対策などの違い
一口に頭痛と言ってもいろいろと分類されて、その原因・症状・対策などに違いがあるので、それらを知っておくことも大切なことです。
まず分類ですが、検査をしても特別異常がない一次性と言われる機能性と何らかの病気によって起こる二次性と言われる症候性に分かれます。
特に二次性は、くも膜下出血・脳腫瘍・脳血管障害など命に関わる場合もあるので、早急に専門医を受診する必要があります。
ちなみに、今までに経験したことがない急激で強烈な痛み・発生頻度と強度が急激に増加している・50歳を過ぎて初めて発生した・薬が効かないなどがある場合は注意が必要です。
また、頭痛と共に手足がしびれる・ろれつがまわらない・唇がしびれる・感覚異常・手に力が入らないと言ったことが起こるのも危険で、重篤な病気が潜んでいる可能性が考えられます。
一般的な一次性は、緊張型・片頭痛・群発性の3つに分類されます。
緊張型は、年齢や性別に関係なく最も多く見られるもので、精神的ストレスや物理的ストレスで血行が悪くなったり、首や頭の筋肉が緊張したりすることが原因です。
症状は後頭部を中心に頭全体が締め付けられ重苦しい痛みを感じますし、一定の鈍い痛みが朝から晩まで続きます。
また、軽いめまいなど内耳障害の症状を伴うこともあります。
対策としては温めたり軽く動かしたりすると症状が軽減します。
片頭痛は20代から40代の女性に多く見られるもので、発生のメカニズムは未だ解明されていません。
ただ、脳内の血管がセロトニンの代謝で急激に拡張することにより発生するという血管説と、物理的・化学的の何らかの刺激が三叉神経を刺激して、血管が拡張・炎症することで発生する三叉神経血管説があります。
いずれにしてもそのきっかけはストレス・疲労・環境の変化などで、女性に多いため女性ホルモンも関わっていると考えられています。
症状はコメカミを中心に頭の片側や両側がズキンズキンと脈打つように痛み、その痛みにより多くの方が日常生活に支障をきたします。
また、吐き気や嘔吐を伴うことが多いですし、光や音に対して過敏になる随伴症状も起こります。
対策としては、痛みを感じる部分を冷やして静かな部屋で横になって休むことです。
群発性は発生メカニズムについて不明ですが、眼球後ろの内頸動脈の拡張に伴う周辺組織の炎症が有力な原因と考えられています。
症状は激しい眼窩底周辺の痛みが1~2ヶ月の期間毎日1時間前後現れます。
また、副交感神経の刺激となることから涙が出る・瞳孔が小さくなる・充血・鼻水・発汗などの症状も伴います。
対策としては引き起こす要因となるタバコ・飲酒・ストレス・不規則な生活などを改善することです。
このように原因・症状・対策などに違いがありますが、基本的なセルフケアは生活習慣の改善で、今一度生活習慣を見直してみることが必要です。
また、整骨院などで体液循環の改善などを含め、体のバランスを整えることも解消につながります。
頭痛に悩まされている方は、一度整骨院などで施術を受けてみるのも良いかも知れません。
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