2015年08月18日
産後の腰痛などは「産後骨盤矯正」で解消を
出産という大きなイベントが終わり休む間もなく赤ちゃんのお世話と、産後のお母さんは大変です。
そのような体で腰痛が続くのはとても辛いものです。
産後の腰痛は骨盤の歪みが主な原因で、骨盤が矯正されないことによって続いてしまうものです。
女性の骨盤は妊娠すると胎児の成長に合わせて骨盤が開きますし、出産時には最大に開いて産道を確保します。
そのように開いた骨盤は産後には自然と閉じていきますが、妊娠前の不良姿勢による骨盤の歪みや妊娠・出産前の運動不足による筋力低下などで骨盤が正常な状態に戻りにくくなります。
その結果、骨盤周辺の筋肉に過度な負担がかかってしまい腰の痛みを起こしやすくなります。
また人間の体は本来、十分な栄養と酸素が含まれた血液が正しく循環することで健康な状態になろうと自然にしています。
しかし、産後の貧血が続き酸素不足になっていたり、栄養状態が悪かったりすると産後の腰痛の改善も遅れてしまいます。
さらに、慣れない子育てや新しい環境などによってストレスを感じると血流が悪くなり症状が悪化してしまうことにもつながります。
このような原因から起こる産後の腰痛を緩和するための対策を知っておくと、辛い症状に悩まされなくなるので役立ちます。
まずは何といっても根本原因となる骨盤の歪みを解消することで、産後骨盤矯正から行うようにしましょう。
簡単に自宅でできる産後骨盤矯正の方法や体操が紹介されているので参考にすると良いでしょう。
ただ、整骨院などの専門家による治療の方が安心・安全ですし効果も早いと考えられるので、専門家による産後骨盤矯正がおすすめです。
産後の腰痛に限ったことではありませんが、血流が悪いと様々な症状が悪化しますし体調も悪くなってしまいます。
本来持っている自然治癒力を改善するためにも、血流を良くして必要な栄養や酸素が十分に送り込まれるようにすることが大切です。
血流を改善する方法は温めることで、特に腰回りを冷やさないように腹巻などを使用すると良いでしょう。
また、痛みを強く感じる部分には使い捨てカイロを利用してみるのも良いかも知れません。
それから、ゆっくりとお風呂につかることもおすすめなので、家族の協力を得て行うように心がけましょう。
産後の女性の多くが貧血状態で、貧血があると腰痛の悪化だけではなく疲れやすくなるために育児をする体力が続きません。
その貧血を改善する対策にも取り組むことも大切で、その為には動物性タンパク質を摂取したり、ほうれん草やひじきなどから植物性の鉄分を摂取したりしましょう。
ただ、植物性の鉄分は吸収が悪いのでビタミンCを一緒に摂取するように心がけましょう。
ストレスにより血流が悪くなってしまうこともありますし、精神的な疲れにもつながってしまうので、時にはストレス発散することも対策になります。
難しいでしょうが時には自分だけの時間をつくることが必要ですし、ゆっくりお風呂につかったり、ゆっくり寝たりしてリフレッシュすることです。
リラックスできる時間をつくることでストレスの解消につながります。
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